価格の安さなどのメリットがある中古一戸建て住宅ですが、メリットだけでなくデメリットも存在しています。そのため、中古一戸建て住宅を検討しているのであればデメリットも知っておくべきでしょう。何より中古一戸建て住宅は築年数が経っていることから、どうしても傷みがあるのです。特にキッチンやトイレなどの水回りは傷みやすいため、必ず確認をしておきましょう。
そのため、中古一戸建て住宅は場合によってリフォームが必要になることもあります。もちろん、リフォームや修繕をした中古一戸建て住宅もありますが、その分だけ価格も高額になってしまうのです。
そして、中古一戸建て住宅は耐震性に関して問題があることも少なくありません。日本は地震の多い国であり、これまでに何度も大きな地震が起こっています。そのため、住宅の耐震構造は常に進化していますが、中古一戸建て住宅は古い耐震構造ですので地震被害のリスクが高まってしまうのです。
また、一戸建て住宅を購入する際に住宅ローンを組むケースは珍しくありませんが、築年数が20年以上過ぎてしまうと住宅ローン控除が受けられないこともあるのです。そのため、住宅ローンを組む場合は築年数に注意しましょう。